キャッシングで借金を重ねてしまい「任意整理」をして立ち直り中です

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ページのタイトルの通り、私は過去、キャッシングで100万円以上の借金を抱えてしまったことがあります。今は子育てをしながら少しずつ返済をしており、6年後には完済する予定です。

 

しかし、借金地獄の中にいるときには、まさか自分が立ち直れると思っていませんでした。でも「任意整理」という方法を知ったことで、なんとか人として人生の再スタートを切れそうです。

 

ここでは、私がキャッシングで借金をしてしまった経緯から、任意整理をするまでの話を詳細にお伝えします。もし借金に悩みを持っていらっしゃるのであれば、参考にしていただけると思います。

私達が消費者金融からキャッシングしてお金を借り始めた理由

借金をしてしまった理由は単純に生活のためでした。

 

当時、私が勤めていた会社の景気が悪く、給料が1ヶ月滞納され、2ヶ月分まとめて支払われるということが何度か続きました。それでもなんとか、貯めていた預金を下ろしたり、同棲していた彼氏の少ない給料でやりくりしたりしてしのいでいました。

 

しかし会社の景気はどんどん悪化し、そのうち給料の滞納が1ヶ月ではなく2ヶ月に変わり、最後には、滞納分の給料が全て支払われることがなくなり、給料の未払い月が多くなっていきました。

 

当時同棲していた彼氏は、夢を追うフリーターだったため、生活費を払う余裕はほとんどなく、私が生活費のほぼ全てを負担しなければ生活できませんでした。しかし貯金も尽き、いよいよ家賃や光熱費を支払うことも出来なくなり、どうしても現金が足りなくなってしまったのです。

 

両親に借りるという方法も視野にはあったのですが、足りない金額が大きいことに加えて、両親の側も実は問題を抱えていたため、現実的にはお金を借りることはむずかしかったのです。当時、両親に愛人問題が浮上していて慰謝料を支払ったりしていたのです。

 

また、彼の両親に頼ることも、無理でした。「彼を養います」とまで言って、反対を押し切って一緒に暮らしていた手前、「お金が無くなってしまったので貸してください」とはとても言えませんでした。

消費者金融の無人契約機との出会い

そんなある日のことです。会社からの帰り道に無人契約機を発見しました。ここに借りれば楽になるのに、と横目で見ながらその日は通り過ぎました。まだ今月はギリギリどうにかなるし、来月は給料が出るかもしれないと考えて、なるべく見ないように努めました。

 

それでも、毎日どう生活するか、今月も振り込まれなければどうしようと不安を抱えながら、消費者金融の無人契約機の前を通り過ぎ、お金を借りるのをこらえていました。しかしとうとう、3ヶ月滞納された給料が1ヶ月分しか支払われなかったため、お金をどこかから借りる以外に生活する方法がなくなってしまい、とうとうキャッシングすることを決意しました

 

銀行でローンを組むということは考えつかず、また当時はクレジットカードも持っていなかったため、無人契約機のある消費者金融での借り入れしか頭にありませんでした。もしこの時に、他の方法をとっていれば、その後の借金地獄の日々はなかったかもしれません。

 

例えば、自分の両親への相談する、あるいは恥を忍んで彼の両親へ相談するなど。もしくは、給料を払ってくれない会社を辞めてまともな勤め先を見つける、労働基準局へ相談するなど、していればよかったのかもしれません。

 

ただ当時は、そんなことを思いつく余裕がなく、すぐに自分で現金をなんとかしなければという気持ちだけが強くありました。

初めてのキャッシングは不安と緊張と罪悪感にあふれていました

初めて無人契約機に入る時は、まるで不審者のように、入口の前を何度も前を行ったり来たりを繰り返しました。借りる決心がつかない事に加えて、何か恥ずかしい事をするような罪悪感があったからです。

 

しかし、借りずに済む方法はないか考えつくしたつもりでしたし、自分の仕事をすぐに増やせるわけでもなかったので、借りる以外の方法がないという結論は出ていました。そしてとうとう決意して、周囲に誰もいないことを確認してから店内へ入り、無人契約機のブースに入りました。

 

消費者金融のテレビCMでは「気軽にお金を借りることができますよ」というように宣伝されており、明るいイメージを持ってもらおうとしているようでしたが、私の中での貸金業者のイメージは、まさに少し昔の任侠映画のようなものだったため、恐怖以外ありませんでした。

 

きつい芳香剤の匂いと、案外綺麗で広い空間の中にポツンとATMと無人契約機のブースがある不思議な光景は、今後も多分忘れないと思います。しかし契約は思っていたよりもスムーズでした。

 

収入証明はいらないこと」「貸してもらえる限度額(融資枠)は20万円であること」を説明され、サインだけ終わればすぐにカードが発行されました。時間は1時間くらいだったと思います。ただし体感時間としてはもっと長く感じましたが。

 

無人契約機内で話したオペレーターも親切で、それまで持っていたイメージとは全く違いました。こんなにあっけなく簡単に大金を貸してもらえるのかと驚きました。

 

私はすぐに家賃の支払い分の金額を引き出し、家賃と光熱費の支払いを済ませました。まるで銀行のATMで自分のお金を下ろすように簡単にカードでお金を引き出すことができました。それまで緊張と不安、罪悪感に苛まれ、プルプル震えていたのに、現金が手に入ったこと、そして当分生活に困らないことに、心底安心したことを覚えています。

 

借り入れた額も少額だし、給料さえ全額振り込まれれば一気に返済も可能だし、利子が付く前に返せるかもしれないと甘い事まで考えていました。

どんどんと増えるキャッシング借入額と悪循環

結局私はその後も、同じ会社にいつづけました。もし仕事を辞めた場合、これまで滞納した分の支払いをしないと言われたためです。なので、相変わらず給料も出たり出なかったりを繰り返し、その結果、生活と返済のためキャッシングを繰り返していました。そして、もともと設定金額が少額だったため、すぐに限度額に達してしまいました。

 

このにっちもさっちも行かない状況に追い込まれてから、ようやく私は会社を辞め、転職することを決意しましたが、転職に使うお金すら足りない状態でした。そこで彼にもキャッシングをお願いし、2人で借金を背負うことになりました。一人あたりの限度額は20万でしたので、二人合わせて40万の融資限度額となりました。

 

そこでまたもや、ホッと安心してしまいました。「まだ生活ができる、まだ返済もできる」と。

 

なんとか転職も成功し、普通に給料が出るようになった頃、消費者金融から連絡がありました。そして融資限度額の引き上げの提案を受けました。その頃は、少ない給料をやりくりしながらなんとか返済を行なっている状態だったため、「何かあったときのため」と思い融資限度額の引き上げを行ってしまいました。

 

本来は、生活費と返済のためだけにお金を借りていたはずなのに、普通に給料が出るようになり、おまけに融資限度額が上がったことにより気が大きくなってしまいました。そして何故か、今まで抑えていたちょっとした贅沢をするようになってしまいました。

 

消費者金融からお金を引き出すことに慣れてしまい、自分のお金なのか借りているお金なのかわからなくなっていたように思います。ちょっとした贅沢と言っても、遊び歩くわけでもブランド品を買う訳でもなく、ジュースを買うことや、お菓子を買うことくらいだったのですが、自分達の給料と返済額からすれば身の丈に合わなかったようで、借金が少しずつ増える結果になっていきました。

彼の融資限度額が増えたことで悪循環が加速しました

そんな中、彼が就職することになりました。やっと金銭的な余裕もできる、と思いきや、職種のせいで職場付近への引越しを余儀なくされました。そしてなんとこの時期に、タイミング良く(悪く!)、消費者金融から、彼の融資限度額引き上げの提案が来ました。

 

貯金なんてないため現金を持ち合わせていなかったので、引越し資金も借り入れることになり、そこで借入額がガンっと上がりました。お互いの限度額は50万円ずつまで上がりました。少し不安もありましたが、もう自分達ではどうすることもできない状態になっていました。

 

結果的に、借金の返済額も大幅に上がり、現金の持ち合わせが少なくなり、食費はクレジットカードを頼るようになりました。クレジットカードの支払いが苦しいと、リボ払いに変更しながら、なんとか生活していました。しかし、リボ払いでの利子の多さと月の返済額の多さに、もっと首が締められるような日々へと変わっていきました。

 

返済額も借入額もそこまで上がると、いよいよ毎日が不安で仕方ない生活へと変わりました。しかし、どうすれば良いのかわかりませんでした。働いても現金は借金の返済とクレジットカードの支払いに消え、食費にカードを使い、またその支払いに首を絞められ、リボ払いに回して借金が積み重なっていく、という完全に悪循環が出来上がっていました。

借金を整理しようと決意するものの行動に移せなかった私達

借金は総額100万円近くまで膨れ上がり、借金の返済をするためにお金を借りるような状態になっていました。その時点の返済額は、月に10万円ほどでしたが、返済するためにまた借り入れをしてゆくうちに、とうとう借金総額は100万円を超えてしまいました。そして月々の返済が月12万になり、いよいよ首が回らない状態になりました。

 

そしてだんだんと、借金の総額がいくらなのか、把握できなくなりました。消費者金融での融資限度額50万円いっぱいの借り入れと利子、それとは別にリボ払いでおそらく40万円から50万円になっていたと思います。

 

そして私達は思い始めました。このままではだめだ、借金から立ち直ろう、どこかでこの悪循環を止めよう、と。借金をなんとかしようと意識しはじめると、電車の吊り広告やテレビCMで任意整理という言葉が目につくようになりました。しかし、すぐに行動に移す勇気がなく、インターネットでリスクを調べ、2ヶ月ほどウダウダと考えました。

 

任意整理をすると、出来なくなることは何があるのか、色々調べました。新しくクレジットカードが作れないことやカードの更新が行えないこと、何より借り入れが出来なくなり生活出来るのか何度もシミュレーションを重ねました。

 

でも実は、一番ネックになっていたのは、そのようなリスクのことではありませんでした。「借金を弁護士に相談する」という行為を恥ずかしく思い、行動に移せなかったのです。

 

ここまで読んで頂いた方の中には、私達と同じように借金に苦しんでいる方もいらっしゃると思います。もしかしたら「借金を整理する」という事を恥ずかしいことと考えているかもしれません。それに、借金の相談を誰かにするということは、借金をした理由などを知られるということですから、それも恥ずかしいと考えてしまうでしょう。私達がそうでしたから、痛いほど良く分かります。そういう時には、匿名の無料相談(借金シミュレーション)を利用してみることをおすすめします。何か行動しないと、何も変わりませんから!

 

子供が出来たことでいよいよ借金の整理を決意しました

私達が借金の整理に踏み切れずウダウダしている矢先、妊娠か発覚しました。自然妊娠は難しいと言われていたため、諦めていた子供がお腹にいることがわかったことで、恥ずかしいと言っている場合じゃないと気付きました。

 

産まれてくるこの子のために、借金を綺麗さっぱり返済してしまおう。

 

返済のために新しく借り入れしない生活に戻る方が私にとっても、お腹の子供にとっても幸せだと思い、勇気を出して弁護士の無料相談を受けました。法改正後の借り入れのため、任意整理を行っても返金はされないことを説明されましたが、残りの返済に新しく利息が付かないこと、新しく借り入れをしないことでコツコツと返済すれば借金の完済ができること、計画的に返済するため今よりも返済額が減ることを教えて頂きました。

 

弁護士からも「子供が産まれるのであれば早期になんとかしましょう!」と励まされました。弁護士事務所2社で無料相談をしてもらい、結局、対応してくださった事務員さんと実際に対応して頂いた弁護士さんの雰囲気、弁護士費用の金額などを考慮して、お願いする弁護士を決めました。

 

いざ手続きが始まってしまえば、そこからの流れは本当に早かったです。利子を除いて130万円前後まで膨れ上がった消費者金融からのキャッシングと、リボ払いローンの分割支払いの示談交渉と、弁護士費用の分割支払いが始まりました。

返済計画を立て直せば借金返済はこんなに楽になります

毎月返済可能な額になるように、返済計画を立て直し、弁護士費用も私達が無理なく支払える金額に設定してもらえて、本当に生活が楽になりました。これまでも、返済を延滞することはなかったので取り立ての電話など来たことはありませんでしたが、毎月とても憂鬱だったカードの引き落とし日も借金の返済期日もストレスなく過ごせるようになりました。

 

そして、分割での返済が始まるまで2ヶ月の準備期間まで設けて頂いてから、返済が始まりました。今まで12万円だった月の返済金額が、3万円以下になりました。そして毎月その額を、だいたい6年かけて返済することに合意しました。

 

生活費に苦しんだ時、消費者金融でキャッシングしたことによって、一時的に助けられたのは事実です。しかし、そのキャッシングが、その後の生活を圧迫し悪循環を生みました。今は任意整理を行い借金完済に向けて動き出せて本当に良かったと思っています。

 

ゆっくりではありますが、私達は毎月確実に借金の返済を行えています。借りては返済するということを繰り返していた頃とは違い、少しずつ確実に、借金の額は減っていきます。6年後には完済でき、その少し後にはブラックリストからも記録が消えることになります。

 

そこからが、私達にとっての人生の再スタートだと思っています。

 

まだまだ、立ち直ろうと決意して動き始めたばかりですが、子供に格好の悪いところを見せたり苦労をかけたりしないようしっかりと返済を続けて完全に立ち直ろうと思っています。